三菱UFJ証券で、約5万人分の個人情報がシステム部長代理の男性社員(44)の手で売却されていた。

部長代理は情報の不正取得を隠すために同僚のIDやパスワードを使っていたというのがまた問題だ。

システムへのIDやパスワードを同僚に明かすのは、どこでも重大な規定違反だ。

しかし三菱UFJ証券ではシステムに他人名義でアクセスすることが半ば常態化していたと疑われてもしかたない。

ところで、この部長代理が引き出した顧客情報は148万人分もの膨大なものだ。

これに対し「不正アクセス禁止法」による罰則は「懲役1年以下または罰金50万円以下」だそうである。あまりに軽すぎるといえないだろうか。


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