厚生年金記録の改ざん問題について,舛添厚労相直属の調査委員会が,
社会保険事務所職員の組織的関与を認めました(11月28日).

問題をひた隠しにしてきた社会保険庁は,今度こそ事実を解明する必要があります.

民主党の鳩山由紀夫幹事長も,記者会見で次のように述べました.
「われわれは100万件を下らない改ざんがあったと認識しており、もっと真剣に調査する
必要がある。国会審議を通じて政治の信頼を取り戻さねばならない。」

調査によれば,改ざんされた書類の控えをシュレッダーで廃棄したり,意図的な
書類偽造があったりという手口も明るみにでています.それでも
 「本庁の関与は認められなかった」
という調査委員会の結論は,誰も納得できないでしょう.

舛添厚労相が本当にやる気なら,本庁関与を徹底的に解明しなければなりません.

年金制度は誰のものか
年金制度は誰のものか


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