浜松赤十字病院が16日に発表したところによれば、同病院が移転前の旧病院(同市中区高林)に保管していたパソコンなどの機器計21台がなくなり、デスクトップ型パソコン1台には患者約5万2000人分の個人情報が記録されていた。

パソコンには、5万1882人分の患者のかな書きの氏名や生年月日、性別や、赤血球数など血液検査の情報が記録されていた。ただし病院によると、そうした情報を得るには専用のソフトや専門知識が必要で、「患者の個人情報を特定するのは困難」とのことであり、また現在のところ「個人情報の外部流出は確認されていない」としている。

参照記事(中日新聞):浜松赤十字病院が患者情報5万件紛失 パソコン類21台盗難か

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