「開示等の求め」があった時に行なう本人確認は,ミスをすると個人情報の漏洩につながるため,その重要性をしっかりと社員が認識し,誤りなく行なわなければなりません.代理人についても同様に行なう必要があります.具体例としては次のような方法があります.

本人確認

本人(直接来所):
 運転免許証,健康保険の被保険者証,写真付き住民基本台帳カード,パスポート,
 外国人登録証明書,年金手帳,印鑑証明書と実印

本人(オンライン):
 IDとパスワード

本人(電話):
 生年月日等一定の登録情報,電話のかけ直し(コールバック)

本人(郵便・ファクシミリ):
 運転免許証のコピーと住民票写し
 公的証明書(運転免許証・健康保険被保険者証等)のコピーの送付を受け,そこに
 記載された住所に宛てて文書を書留郵便で送付.

代理人(来所):本人と代理人について以下のものを取得
 運転免許証,健康保険の被保険者証,写真付き住民基本台帳カード,パスポート,
 外国人登録証明書,年金手帳,印鑑証明書と実印
 代理を示す委任状