マニュアル
 万一情報が漏れてしまった場合に適切な対応がとれるように,あらかじめ計画を作り,マニュアル化しておくことが大切です.

 情報が漏れた場合,まずすべきことはそれ以上の漏出を防ぐ手段をとります.そのために原因を早急に解明することと,情報が見られる状態を直ちに止める(文書を回収する,ウェブサイト上であればそのページを非公開にするなど)ことが第一です.

 そして,主務官庁への報告,被害者への連絡,ウェブサイトや広告で漏出の事実を公表すること,問い合わせ窓口を改めて確認するといったことを行ないます.

一度失った信用を回復するためには,社内に特別委員会を設けるなど,失敗を繰り返さないという決意のアピールも必要になります.