例えば過去の受診歴のような個人情報は,本人から直接取得するのが原則です.第三者から取得するには,本人の同意があることが確認できなければなりません.

子どもからの情報取得
ただ,子どもの診療をする上で,家族に関する情報が必要な場合があります.この場合に保護者など家族から個人情報を取得するのが困難な時は,子どもから取得することが許されます.とは言え,これは適切な医療サービスをする上でどうしても必要な場合に限ると考えるべきです.家族からその情報を取得することができるようになった時には,改めて確認することが望まれます.