住民1人1人の住所・氏名・生年月日など,法律で定められた事項を
記載したものが住民票で,住民票をまとめたものが「住民基本台帳」と
呼ばれています.

これは全国の市区町村が整備・管理し,国民健康保険,国民年金,
介護保険,児童手当の支給,選挙人名簿の登録などの基礎資料として
使用されています.

住民基本台帳には個人情報が記録されているため,国では個人情報の
保護に関する基準を充分踏まえた上で,住民基本台帳ネットワークの
制度面,技術面,運用面から,個人情報を保護するための考え方を
示しています.

これに加え各自治体でも住民基本台帳の閲覧や利用に関する方針を定め,
個人情報の流出や悪質な利用が起こらないように努めることとされています.