個人情報取扱い事業者は,保有個人データについて以下のことを本人が知り得るようにしておかなければなりません.

 1.個人情報取扱事業者の名称
 2.全ての保有個人データの利用目的
 3.本人から求められた場合に開示・訂正・利用停止に応じる手続き
 4.苦情の申し出先など,保有個人データの適正な扱いを確保するための事項

訂正や利用停止の要求に対しては,要求の正当性を調査して,応じるかどうかを決定します.結果的に応じる・応じないに関わらず,決定の理由は本人に対してわかりやすく説明しなければなりません.

個人情報取扱事業者は,開示請求などを受け付ける方法を定めることができます.具体的には,申出で先,受け付け書式,本人確認手段(代理人の場合も含む),手数料とその支払い方法などがそれに含まれます.

保有個人データの開示・訂正